ぽっかりと空いた時間を埋めるために
彼を食事に誘った
だってヒマなんだもの
体良く断られても
めげないおばさん
都合のいい時に呼び出して
基本ルールは崩さない
誰かさんと同じだ
仕返しをしているのかな
人生の一番いい時を無駄に費やしてしまった
都合のいい恋だったと
わたしはそう信じたいんだ
少しでも愛があったなんて
認めたくないんだ
ニセモノの愛が本物になりそうで
怖くなってわたしは逃げた
本当は愛でも恋でもどうでもよかった
どうせ捨てるつもりだったんだもの
いつか捨てられると思ってた
幸せなんてわたしには訪れないと思ってた
都合のいい恋
心の隙間を埋めるにはぴったりすぎる