おばさんの恋

40代になっても恋に憧れるおばさんの妄想

思い出に生きる

学生時代のこととか

昔の男だとか

あまり思い出さないように生きている

10年前よりも、去年よりも、昨日よりも

今の方が幸せだと信じていたいから


過去の自分はあまりに愚かで

恥ずかしいことばかりしてきた

だからもう思い出さないの

早く忘れたいの


幸せだったんだな

昔も、今も

誰かに大切にされていた

自分の価値なんて考えたこともなかった


思い出に生きるのは

亡くなったひとだけでいい