おばさんの恋

40代になっても恋に憧れるおばさんの妄想

曖昧な恋

彼はわたしのたわいもない愚痴に付き合って

夜の街でお茶などしていた

あなたはいつも気を使いすぎなんですよ

そして仕事を抱えすぎる

と、彼は至極もっともなことを言う


仕事をしすぎなければ

心配してもらえないでしょう?

彼は笑って答えない


好きだから気になる

わたしの理由はそれだけ

彼を失いたくはない

いつまでもそばにいて欲しい


曖昧な恋は残酷な仕打ち

でもやめられないのは

わたしの心が弱いからですか