プリン持ってきたよとわたしは笑う
ハグの続きは甘い口づけ
ミュージシャンはキスが上手だ
その腕の中でとろけてしまいそう
タバコを吸うようになったのは
ポッカリと開いた心の穴をうめるため
まだキラキラと星が瞬く明け方に
あなたを置いて旅立った愛猫には
どんな女も敵わないのね
そんなあなたに愛されて
あの子はほんとうに幸せだったのよ
大好きなあの歌をきかせて
チリチリと焦れるような
胸の疼きすら愛おしい
甘い甘いあなたの声で
恋がどんなに甘酸っぱくてすてきだったか
もう一度思い出していたいの
あなたが燻らすタバコの煙が
二人の間をゆるゆると流れて
部屋中に恋が満ちていく