2019-03-10 心配ごと バスをおりて、胃のあたりのムカつきを我慢できずアスファルトに吐いた妊娠の二文字が頭をよぎるなんて、わたしにはもうないんだもうひとり、赤ん坊を抱いてみたかった彼の子どもを産んであげることもない心配ごとがないんだわたしにはもう週末は淡々と過ぎる手早くパスタを茹でて夫と子どもが好きなトマトソースで和えるわたし、意外と料理得意だったんだな主婦としてそんなに悪くないかもどんな風にだって生きていける与えられた暮らしに満足して最後の息を吐き終わるまで