子どものリクエストで
家族でイオンモールへ出かけた
キッズコーナーで楽しそうに遊ぶ子ども
アイスクリームを頬張る笑顔
側には微笑む夫
わたしはこの上なく幸せだ
家族と過ごすなんでもない日常
それがいかに幸せなのか
失って初めて気付くものかもしれない
おばさんの恋は
何もかをぶち壊しにするのかもしれない
夫と子どもを心から愛している
ときめきが無くても
おばさんはおばさんの人生を生きるのでしょう
それが、結婚して子どもを持った者の
覚悟なのでしょう
わたしは覚悟がなかったのかな
独身時代が
今より幸せだったとは思わない
だけど、恋のない日々は
あまりに無味乾燥
もう女でなくなったような気がして
どうにもやりきれないのだった
そんなのはただのワガママだ
ぼんやりと窓の外を眺めながら
幸せについて考えてみる