おばさんの恋

40代になっても恋に憧れるおばさんの妄想

不器用で優しい恋

彼の不器用なやさしさに

わたしはいつの間にか溺れている

となりに座って

何も話さなくていいから

ただ一緒にいたいだけ

 

いつの間にか夕闇が迫る

帰りたくないのに

このまま夜が来なければいいのに

 

わたしが無理やり食べさせたアジアン料理を

美味しかったですよと笑ってくれた

優しいひとは

帰りにスーパーに寄って

夕食の買い物なんかをするのだろう

不器用で優しい人に

いっぱい幸せが訪れますように