おばさんの恋

40代になっても恋に憧れるおばさんの妄想

2018-01-01から1年間の記事一覧

残暑見舞

先生にメールしたただの残暑見舞いニールヤングを聞いていたらお便りしたくなったからあの素敵な笑顔を思い出したからtell me why 思い出はきれいなままがいい知ったところで何も変わらないじゃない何度も繰り返して聴いたWhen you're old enough to repaybu…

時計

大学へ入って一人暮らしを始める時に父が買ってくれた時計もう25年以上前のことしばらく使っていなかったけれどここ数年また使い始めた最近電池を変えたのに止まってしまったネジを回すと何事もなかったように動き始めたけれどちょっと不安いざという時に止…

この頃の常識

わたしは古い人間なので最近の常識がわからないまだ早いのに直帰するなら一本電話くらい入れようよと思うのはわたしだけか人の話を聞くときにこっち向けよと思うのはわたしだけか関係することを調べてるのはわかるけど講演会を聞きながらスマホいじるのはい…

何も望んではいないけど

何も特段変わったことはなく淡々と過ぎて行く毎日あのひとはどうしているだろうただ、話をしたいだけ笑顔を見たいだけもし嫌われたのならもう二度と近づかないメールしてもいいですか会いたいと伝えてもいいですか

おばさんの物欲

一泊の出張が続き出張用の鞄を買うことにした。昔から持っていたリュックで凌いでいたけどさすがにスーツの時はちょっとちぐはぐで。たかが鞄、されど鞄それなりに高いのは、良さそうだけどおばさんにはなんとなく手が出ないふしぎ発見のレポーターさんがプ…

なんだろ

雨だ。なんだろう、猛烈にかなしい。

求められてはいない

彼は仕事に誠実で困ったことがあるとすぐに助けてくれるいつも礼儀正しくスマートで物静かなひと彼への信頼は揺るぎないわたしも大事な顧客として扱われているクライアントの窓口として重宝されているんだよねひととして求められているわけではないこの仕事…

忘れそうな思い出

好きだったことさえ忘れてしまいそうなひとギターが上手くて数学が得意でいつもクールなひとわたしのことを好きになったのはいっときの気の迷い冷静になった彼はあっさりとわたしを捨てたあのひとといると一人でいるよりも寂しくなるのだった愛されたい女が…

冴えない日々

どうもこのところダメなことばかり。なんだか不安になる。気にしていたことが、やはりダメだったりしてあーあ、やっぱりなという後悔と凹む日々。中身のないハリボテな自分。もうダメかしら。ごめんなさい。

便り

そのひとは、わたしのことをとても心配して毎日お便りをくれた葉書にナンバーが振られていてその数は100を越えたでも、わたしは当時付き合っていた人と別れられずそのひとの優しさに甘えていた愛されていたかった足りない何かを埋めるためにどうしようもなく…

自己肯定感

多分わたしには、人から褒められることが唯一、自分を肯定することだっただから、嫌われないように他人の目ばかり気にしていたのだろう大人になってもその癖が抜けなくて他人の目ばかり気にしているダメなことを隠そうとばかりしているもっと楽になりたい

ついてない

仕事のミスで激しく落ち込んだ。あー、やっちゃったよ。自分が悪いので、ぐうの音も出ない。で、その対応で帰宅は10時半。明日は出張、朝5時台の電車に乗ります。あー、疲れたよ。時間が戻るならあの時のわたしに教えてあげたいそんなミス。でも、もし時間が…

飲みたい夜

残業ですっかり遅くなった日明日はやっとお休み仕事帰りにちょっと飲みたいだけど、おばさんが立ち寄って気持ちよく一杯だけ飲めるお店なんて全然わからないのだったそりゃ、お店なんて死ぬほどあるけどおばさんには都会の喧騒が眩しすぎて一人でドアを開け…

待つ女

3回連続でメールをスルーされている返信なんていらないけど気にしている自分にウンザリする嫌われたのかな恋なんて今のわたしには遠すぎるただ、ひどく疲れているのだと思う不機嫌な部下にもバカな上司にも狡い同僚と小狡いその部下にもわたしも不機嫌で嫌…

雨降り

雨の信号待ちでわけもなく泣きたい気分になる朝の交差点眉間にシワを寄せて傘をぎゅっと握りしめてなんでわたしはこんなところにいるのだろうどこにも行きたくない誰にも会いたくないそんなわがままを言ってみたくなるいいおばさんのくせにもうどうにもなら…

呪縛からの脱却

謝らないひと挨拶をしないひとお願いするときは低姿勢なのにやってあげるとありがとうの一言もないひと男のプライドかね仕事ができるボクちゃんはバカは利用するだけで相手にはしてないよ、ということなんですかね近づかないでいようダメ人間がうつりそうそ…

うんざりするとき

さっきまで持っていた書類がどこへ行ったか分からなくなったとき持ったつもりのスマホや財布が机の上に置きっ放しなときせっかく書いたハガキを投函し忘れてやっとポストの前で思いだしたら肝心のハガキが鞄の中にないときおっちょこちょいなのだわたしとき…

おばさんのお節介

基本的にお節介おばさんのわたしは小さな子供を連れた人が電車やバスで子どもを連れていたり子どもがぐずったりすると声をかけたくなってしまう気にしなくていいよ子どもは泣いても笑っても怒らなくていいのよ電車の中で子どもがぐずったときに温かく接して…

移り変わり

ご無沙汰いたしております引っ越しまして、しばらくドタバタでしたおばさんの恋もそれどころではなかったというか二の次になってしまう程度の恋なのかな久しぶりにあのひとにメールした仕事関係の用事があったからわりとビジネスライクな内容で返信、来ない…

夫とデート

引っ越しの手続きで役所へ行く用事があり夫と二人で出かけた忙しいせいか最近の夫は機嫌が悪い不機嫌そうに歩く夫の頭に前日の雪の塊が落ちてきて直撃わー‼️夫、驚く。つい笑いながらそんな怒った顔で歩くといいことないよと言うと夫も笑って、遅い、もう当…

フェイドアウト

簡単に冷めたのかな あのひとのことを 考えなくなった今日この頃 忙しいのだろう わたしを忘れるには十分なほど わたしも忙しいの 頭が痛くてたまらない 引っ越しはもうすぐ あのひとが利用する駅も 目にすることはなくなる ちょっとだけ寂しいの だけど、す…

またしても

あのひとからメール何かと思いきやつまらない連絡だった本当に残念な心配ごとあのひとのせいではないけれどモヤモヤする告げ口されているようでなんて小さいんだ、わたし自分を信じよう誠意を持って接していることプライドを持って仕事していることをつまら…

あの日から遠く離れて

もう23年が過ぎたそれだけわたしも歳を重ねたということだ同級生と付き合っていた彼の住む神戸の町が見たこともない瓦礫の山になったやっと彼のお母さんと連絡がついて電話口で泣いた結婚していたらどんな家庭を持っただろう子どもは何人いただろうわたしは…

空気よりも軽く

希薄になってしまった恋の存在感が忙しすぎて慌ただしすぎて飛ぶように過ぎる毎日あのひとが言った気分転換のタイミングなんていつまで待っても来やしないこの街に暮らすのもあと少しわたし、軽薄だからすぐに忘れてしまいそうあのひとのこともこの街のこと…

恋の続き

あのひとからのメール 新年の挨拶のお返事 気分転換のタイミングが合えば、なんて 気の利いた社交辞令 優しさと勘違いしてしまう おめでたいおばさん この勘違いな恋は 憧れに過ぎないのだろう あのひとにも、恋にも わたしは憧れているのだろう 男女問わず …

抱負

今週のお題「2018年の抱負」だそうです。松の内が明けてからやっと投稿するあたりひねくれたおばさんです。抱負というほどではないけれど今年は目標を定めて勉強しようと思ってます。自分を磨く1年にしよう。そして、おばさん度を上げないこと。そんなわけで…