もう彼のことを考えるのはよそう
愛されて求められたいだけ
気付いてしまった
なんと虚しい願望
自分のことをおばさん呼ばわりするのも
どこかでそうではないと思いたいから
誰かが否定してくれることを待っているから
仕事があって
夫も子どももいて
帰る家もあって
人並みの幸せに満足しないのはなぜ
まだ愛されていたいと願うのはなぜ
もう十分に持っているのに
わたしには自分がない
他人の思いに左右されて
いつも自信がない
だから
みんなが評価するひとから好かれるのは
自分を肯定するための手段なのだろう
本当に誰かを愛したことがあったのかな
自分のことなのにわからないや