おばさんの恋

40代になっても恋に憧れるおばさんの妄想

2017-01-01から1年間の記事一覧

何なん?

イラつく部下にプチ切れてしまったわたしより10以上歳下で仕事はできるけどチョー態度が悪い言ってることは間違ってないけど何なん?その言い方は。ずっと前から思っていたけど社会人として、ないわ、それ。でも相手は小うるさいおばさんがキャンキャン言っ…

またしてもデコルテ!

イボの話はいかがなものかと思いつつもこのところ集中して取り組んでいるいうなれば、重要案件(どこが)なデコルテのその後。期待の星「ツブぽろん」が残り少なくなってきました。で、効果の程は…よく分からん。首のイボは相変わらずです。気のせいか、少し…

美しいひと

同僚に、とても美しいひとがいるいつも礼儀正しく誰にでも裏表なく接してみんなから好かれているひともちろん、わたしも大好き。彼女の立ち居振る舞いは実に美しく全ての行動に思いやりがある彼女の内面を映すかのように容姿も美しい嫉妬とか羨ましいという…

誰よりも

恋がしたいと言いながら誰よりも愛しているのはやはり夫これまでの人生でこれ以上愛せるひとはいないと思う夫への愛があまりにも普通になりすぎて非日常的なトキメキやドキドキがなくて恋がしてみたくなるだけなんだよね夫に恋できたらいいのにきっと、世間…

禁断症状

表札を確かめてもう忘れようと決めたのにまだ会いたいなんて未練がましいおばさん忘れようとするほどに会いたい気持ちがつのる会いたくてたまらない半年以上も会えない時間が経つのに忘れられないあのひとがわたしのことを思い出してくれたらいいのに会いた…

ストッパー

いつも妄想の恋で終わる理由の一つお腹の傷跡帝王切開だったのでおへその下から15センチくらい縦に貯金箱みたいな傷がある。これがねなかなかグロテスクわが夫となるものはさらにおぞましきものを見るであろうというのは風の谷のナウシカに出てくるクシャナ…

寝癖

朝、鏡を見たらプチ寝癖。裾の方が跳ねている。ちょちょっと水をつけるも直らずそのまま出勤今日は大した仕事もないしまぁいいやどうせわたしのことなんて誰も気にしてないし諦めがつくところが本当のおばさんヤバいって。恋してないと本当に枯れるな…

続デコルテ

首のイボ対策を続けていますが特に目立った変化ナシ効かねぇよ、ツブポロンまだ10日ほどだからもう少し気長に取り組んでみるけどさ。寝る前に、首につけるわけですが血を吸ったダニが、デコルテに大量発生したみたいですこぶるイケてない。さらに、朝起きる…

強がりではない

ストーカーになってしまいそうだから絶対に行くまいと思っていた。でも、どうしても確かめたくなって途中下車した。この前、地図で見つけた先生の住所。その家はあっけなく見つかった。一人暮らしではないことは家の大きさですぐに分かった。表札には先生と…

おやめなさい

この間受け取った先生からのメールに「酔った勢いで〇〇さん(わたしの名前)と飲みたいと言ってしまった」と書かれていた。「いつでもお誘いください。」と即座に返信したけどその後、音沙汰なし。期待してしまうやん。ないない、そんなこと。飲みに行って…

不毛な努力

先生とわたしの通勤路が重なっていそうなことが分かったので先生を見かけるかもしれない駅を通過するときは反対側のホームを見ていればひょっとしたら、先生がいるかもしれない。いや、その前に本当にその経路なのかどうか分かりませんけどね可能性は高いと…

恋をすると

綺麗になりたくなる鏡を意識してしまう些細なことでイライラしなくなる妄想の恋なのにおばさんっぽい下着を付けなくなる本当に、少しだけ痩せて目の下のクマがマシになるすごいな、恋の力って。そして、今更ながら気づいてしまった。先生と私の通勤路が、大…

デコルテ

おばさんだなと思う首のポツポツとたるみ紛うことなきおばさんの印ツブポロンとかいうクリームを買ってみた。寝る前に、首のイボに米粒大に塗って朝剥がせば、そのうちにポロンと取れるらしい、イボが。そんな簡単に取れるかいなと思いながらも、塗っている…

舞い上がる

ついに思い余って先生にメールを送ってしまった。内容はただの時候のご挨拶だけど。ご返信は不要ですいつもの決まり文句も入れて。先生はお忙しいのだから私なぞに返事する時間ももったいない。メールしたことで自己満足に浸る。おばさんの片想いだからね。…

うんざり

ネットサーフばかりで仕事しない上司今日は自席で居眠りこいてた。やるな。いる必要なし。次は写真撮ってやろうっと。人の話を聞かない部下はついにクライアントを怒らせてしまった。それ見たことか。尻拭いで潰れた今日の午後。わたしの時間を返せ。居眠り…

夢で逢いましょう

先生に会いに行く夢を見た。いや、正確には 会いに行こうとしたけど会えなかった夢。先生の大学に行って研究室を探すのだけど大学が大きすぎてどこへ行けば良いのか分からない。図書館に迷い込んでしまってやっぱり会わないほうがいいんだと自分を納得させよ…

妄想手紙

〇〇先生すっかりご無沙汰いたしております。お変わりなくお過ごしでしょうか。先日、委員会がありました。先生のいらっしゃらない委員会はなんだかとてもつまらなく思えます。先生との接点がなくなってしまって予想以上にわたしにはダメージが大きかったよ…

カバンぐちゃぐちゃ女子

今週のお題「カバンの中身」わたしは典型的な鞄の中ぐちゃぐちゃ女子である。悪かったわね。結構きれい好きなはずなのに自分のエリアはダメ。鞄とか机の上とか、引き出しとかすぐにぐちゃぐちゃにしてしまう。でも、公共スペースが汚いのは嫌い。みんなで使…

遠い日の花火

むかし流行ったCMの恋は遠い日の花火ではないいいコピーですね。でも、おばさんには既に遠い日の花火。いつまでも恋をしていたいねぇなんて言ってる時点で枯れてるな、わたし。仕事関係で仲の良い男性と残業のあと成り行きで食事した。彼とは長年の付き合い…

おばさんのトラウマ

若気の至りというのかもう20年以上も前のことだけどDVな男に引っかかった。やたら嫉妬深く他の男と喋ろうものなら殴る蹴る、そして人の部屋で暴れる。なんで、好きだと思ったんだろう。あんな男。最後は顔を殴られてお岩さんのように目が腫れ上がった。学生…

吟遊詩人

あのひとは吟遊詩人今、この世界に実在するとても不思議なひと。お酒と歌と楽器と自由を愛し、そして、すぐに恋に落ちるひと。なんだか似た者同士。二人で食事に行った。隣に座った。終電を気にしながら、いつまでも喋っていたかった。なんだか、舞い上がっ…

恋がしたい

恋がしたい恋がしたい誰かのことを考えてドキドキしたい叶わない思いに悶え苦しんでみたいせっかくの休みなのに部屋の掃除や洗濯、家事で1日を過ごしてしまった。夫の無神経な言葉にプチ傷つく。もう女と思ってないのかな。どこかへ行きたい。おばさんであ…

人生で一番怒った日

全身の血が逆流するかと思うくらい怒ったことがある。若かりし頃その男には散々振り回されおそらく、人生の一番華やかな時間を無駄にした。6年も。バカだった、わたし。都合よく呼び出すし待たせるし勝手に人の家に来るくせに別の人が待つ家に帰っていった。…

後ろめたいデート

夫以外の人と二人で出かけたら不倫とか浮気とみなされるのかな?自分の中では、イマイチすっきりしない。別に出かけてもいいじゃない、と思う。でも、いざ出かける時は、夫には言わない。夫以外の人と仕事以外で出かけることはまずなかった。ある日、プライ…

指の綺麗なひと

そのひとは背が高くて長い指でフルートの早いパッセージをスラスラと吹いていた。綺麗な指に見とれる。そのひとはわたしの息子とよく遊んでくれた。結婚して子どもを持つなんて僕には想像もつきません、と言いながら楽しそうに息子に高い高いしてくれた。わ…

ズルい男

世の中には、ズルい男っているもんだ。そんな男に、なぜか引っかかる女子。性格が良くて、ちゃんと仕事もできるのになぜそこまで男を見る目がないの?その男はズルいというか、だらしがない。同棲している女性がいながら彼女にも手を出している。その男は平…

妄想癖

素敵なひとと出会うとすぐに恋の妄想に駆られるなぜか、振り向いてもらえるような気がするのだった。いいおばさんのくせに、妄想女。その先生は仕立ての良いスーツをさりげなく着こなして年に数回の委員会に出席されるのだった。思慮深い発言はいつも、言葉…

観葉植物

一人暮らしの殺風景な部屋を見かねたのかある日その人は誕生日でもクリスマスでもないのにシンゴニウムの鉢を持って玄関に現れた。これ、貴女にいいかなと思って。観葉植物匍匐茎 ほふくけいシルキーという品種で、白い葉が特徴的。日光は不要とのこと。でも…

40代おばさんの現実

恋をしないまま、もう何年も過ぎている。家族、夫と子どもひとり仕事、フルタイム髪の毛、ミディアム。前髪は時々自分で切る化粧品、スーパーの安物たまに贅沢してロクシタンのハンドクリーム家のローンはまだまだ続くし収入のほとんどが生活費に消えてもそ…